2020/08/26
手話にチャレンジ!

本学の看護医療交流センターが毎年行うプロジェクトの一環で、昨年「手話教室」が開催されました。看護医療交流センターとは本学の『地域研究機構』という機関の中に設置された組織です

昨年の「手話教室」はサロンMIEにて、手話検定の級を持つ本学事務局長が講師となり、教員や職員が参加し和気あいあいとした雰囲気で行われました

残念ながら、 今年のプロジェクトはやむなく中止が決まり…


そこで、ブログにおいて簡単に「手話」についてお伝えしようと思います


最近、コロナ関係で閣僚、知事や市長の方などの記者会見がよく放送されています。そして公式会見や重要インタビューなどでは、発言者の傍らに手話通訳の方がいらっしゃることがほとんどです。ご存知の通り、手話は耳が不自由な方の会話手段です

話をする時にジェスチャーを交えながら話をされる方がいます。例えば「今日何で来たの?」と聞かれて、両手でハンドルを握っているように構えて左右の手を交互に上下させながら「車で来たよ」と答えます

この[両手でハンドルを握っているように構えて左右の手を交互に上下させる]が手話の[運転する]になります

ほかにも [困る] や [考える] などジェスチャーに似ているものがありますので、ご紹介します

それぞれ動画をクリックしてご確認ください


[右手の4指を少し曲げたら、指先をこめかみに当てて、軽く前後に動かす] が、[困る] になります


[人差し指をこめかみにあてて、指をグリグリとねじ込む] が、[考える] になります


あと、手話は世界共通ではありませんのでご注意ください。日本のジェスチャーが外国へ行くと違った意味にとられてしまったという番組を観たことがあります


今年の8月25日(火)~9月6日(日)の13日間、本来なら東京パラリンピックが開催される予定でした

しかし新型コロナの影響で1年延期されましたね。今頃はオリンピックの余韻とパラリンピックへの期待で胸が膨らんでいたはずです


このブログで「手話」に少しでも興味を持つ、きっかけができたら幸いです


また、手話について続編のブログを載せるつもりです


大阪府などインターネットで手話動画を公開しています。ぜひチャレンジしてみてください

http://www.pref.osaka.lg.jp/jiritsushien/jiritsushien/syuwadouga.html
本学で再び「手話教室」を開催できる際は、ご参加をお待ちしております
