2020/12/11
手話にチャレンジ!②

8月にご紹介した「手話にチャレンジ!」のブログ第2弾です

冒頭の写真は「わたし」を手話で表現したものです

近年、社会的認知度の高まりと手話言語法や手話言語条例の制定もあって、各地で手話教室などが開催されています。ちなみに三重県も手話講座の実施希望団体を募集しています。これは出張講座なので申込者が実施場所を準備する必要があります。
本学の庶務課に耳の不自由なNさんがいらっしゃいます。実は前回の「手話にチャレンジ!」、ブログ内の動画はNさんに出演していただいたものでした



写真や動画と共に、まずはよく使うジェスチャーに似たものから

「あなた(2種類)」

「OK・ダメ」

「寒い・暑い」こちらは動画をクリックしてご確認ください


さて、「大正コソコソ噂話」ならぬ「手話コソコソ話」を教えちゃいます

最近のブームに乗って、私も鬼滅化しています

手話コソコソ話① ~手話にも方言がある~
そーなんです。手話に、なんと方言があるのです


例えば、福岡県地域で「泡が出ている動作」をすると炭酸飲料のコーラを表しますが、同じ動作を関東ですると「いくらですか?」と値段を尋ねることになります

「これはいくらですか?」や「数字」などの手話を鳥取県が公開していますので こちらから ご覧ください。
手話コソコソ話② ~手話にも男女や世代による違いがある~
なんと、手話にも男言葉と女言葉があるのです


手話なので、男の仕草と女の仕草の違い、と言った方がいいですね。
例えば「お風呂」の場合、男性はタオルで背中をゴシゴシ洗う、女性はおしとやかに顔から丁寧に洗うような雰囲気ありますねー

手話では、男性が「背中を洗う仕草」、女性が「頬を洗う仕草」、が一般的だそうです

こちらも動画をクリックしてご確認ください


「トイレ」は「手を洗う仕草」で表現していましたが、最近では「WC」とローマ字を表現する方が増えています。右手の中指・薬指・小指を立てて「W」、人差し指と親指を丸めて「C」を同時に表します。
これは世代による表現の違いと言えるでしょう

こちらも動画でご確認ください


わたしも初めて知ることがたくさんあり、知っていくと自然と興味がわくものですね。皆さんも興味を持たれたら色々と調べてください。とても面白いですよ

手話を少し習得できたら、手話で庶務課のNさんに話しかけてみてくださいね。練習したことが通じたら、とっても嬉しいですよねー。きっと喜ばれます

神奈川県など、手話の自己紹介や50音について公開しています




手話の自己紹介
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/cnt/f533708/p1026580.html
手話の50音
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/cnt/f533708/p1112764.html
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/cnt/f533708/p1112878.html
コメント
No title
2020/12/23 13:47 by kaguya URL 編集
Re:
そうなんです。手話のブログは、身近にいてくれるNさんがモチベーションとなっています
kaguyaさんのコメントが嬉しくて、なみだ
補足ですが、先日の[広報よっかいち 12月下旬号 4ページ]に、手話を初めて習う人向けの手話啓発講座(1/28~3/25 全6回 総合会館7階にて 1/10申込〆切 障害福祉課)の募集を見つけました。興味のある方はどうぞ。
2020/12/23 15:35 by 福ちゃん URL 編集